2016年10月10日

コザ急行バス運行!そのメリットとデメリット-ちばりよ「わったーバス党」

去る10月3日から那覇とコザを結ぶ急行バスの運行実験が開始されました。

コザ急行バス運行!そのメリットとデメリット-ちばりよ「わったーバス党」

公式情報についてはこちらを
沖縄総合事務局運輸部 http://ogb.go.jp/okiunyu/info/280928.pdf

10月3日といえばちょうど台風18号が接近した日で、この日はバスは午前11時以降運休。
でも記念すべき始発は運行されたんでしょうね・・・

内地の都会の人の感覚ですと、電車って各停-急行-特急など、停車駅が違うけど目的地への到着時刻が違うというのは普通の感覚ですよね。
よくご予約のお客様にバスの案内をした時に「嘉間良ってバスは停まりますか?」と訊ねられたりしますが、これってその感覚なんでしょうね。

基本、沖縄のバスは全停留所に停まります。
逆に言うと、その分目的地に到着するのが時間がかかるので、もっと早く着くバスはないのか?という質問でもあったりするのです。

さて今回の急行バス運行実験。非常に期待はしているのですが、沖縄市の"いち"観光事業者としてはイマイチな内容です。
でも「急行バス」という概念のサービスが開始されたことは進歩でもあります。

コザ急行バスのメリット

 これはなんと言っても早い!でしょう。停留所の数が減りますので早くなるのは言うまでもありません。

 そして路線の新設です。今回で331番と777番という2系統が新設されました。選択肢が多くなるのはいいことです。

コザ急行バスのデメリット

逆にデメリットですが、頑張っていただいてるバス会社の関係者には本当に申し訳ないですが、やはり期待とは合致しなかった点もあります。
単に私の期待に合わなかっただけで、これをデメリットというのも悪いのですが・・・

 観光事業者としては那覇空港始発が欲しかったです。那覇空港始発のコザ方面向け高速バス(113番、123番)は早朝と夕方に2~3本しかなく、昼間の空港始発高速・急行バスは悲願です。

 県民向けの足として考えた場合、朝のコザ始発が7時~8時台にないのは残念です。この時間帯に1時間2本くらいあれば、中部から那覇に出勤・登校する利用者には便利だと思うのですが。下りの夕方那覇発も午後6時7時台に便があればいいのにと思います。

 そしてこれは・・・あくまでも私の希望ですが、「胡屋」に停まってほしかったです。胡屋に降りるにはその前の山里で降りて在来線に乗り換えることになります。やはり胡屋は沖縄市の中心地。沖縄市役所だってありますし。
内地の電車ですと、急行で途中下車して(改札を出ず)各停に乗り換えても、料金はそのまま目的地までの料金になりますが、この急行バスだと山里で降りるとそこで精算になるので、山里-胡屋間の各停バス料金をまた払わなければならなくなります。乗継券とかオキカで乗り継ぎ割引ができればいいのですが、それもバス会社サイトを確認する限りは無いようです。

というように、あくまでも私感でメリットデメリットを書かせて頂きましたが、運行実験として始まったばかり。こういった意見を取り入れて県民の足、レンタカーを利用できない観光客の足として、これからもサービスを充実してほしいです。

ちばりよ・わったーバス党
https://www.watta-bus.com/


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Posted by ごーやー荘の秀 at 09:40│Comments(0)マスター秀の雑感
 
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