ごーやー荘の沖縄日和！コザ日和！

  

先日ご紹介した「コザ十字路巨大壁画」。
本日完成記念パーティーが行われ、多数の来賓来客とともにテープカットが行われました。


今回の壁画のデザインから作成までを担当したサイン沖縄・カブトス共同事業体の皆さんのご挨拶。
作成した皆さんが一番感慨深いでしょうね！


パーティーには桑江沖縄市長も出席。ご挨拶されてました。


今日のパーティーでは「壁画広場」に屋台村が開設。約20の屋台が集合しました。

参加していた皆さんは口々に「屋台が常設になって、賑いがもどればいいね」と期待していましたよ！


カマドおばぁも「松風ベンチ」で昔ながらに民芸工作を子供達に作ってあげてたり


屋台も大賑わい。「山羊汁・山羊そば」のメニューが。リョウジさんが山羊そば試食（ジュルリ）


我慢できず私も山羊そば一丁！（笑）
うれーいっぺーまーさっさー


そしてテープカット。約150mの壁画の前に100m超のテープ。参加者も約100人近くが一斉にテープカットしましたよ～。


この壁画に描かれた、復帰後の頃の市場の賑いのように、屋台を中心にまた賑わってほしいです。

ごーやー荘も応援してますよ！  

このブログでも度々お伝えしていましたコザ十字路の巨大壁画
「琉球絵巻の巨大壁画がコザ十字路・銀天街にお目見え！」
（2014年09月03日）

この度、全工区が完成しシート足場も外れ、全体を見ることができるようになりました！

この様子はNHK沖縄のローカルニュースでも取り上げられましたよ。



YouTubeにもアップされているようです。観てみたい方は、削除される前にどうぞ。

そんな壁画の全体像を私なりに解説したいと思います。

第一区①－越来グスクと琉球絵巻－

この巨大壁画のスタートとなる越来グスクと琉球絵巻のストーリー。この壁画のあるコザ十字路のほど近くにある「越来グスク跡」。
戦後米軍に城壁を破壊され、今は記念碑しかありませんが、ここは第一尚氏六代王・尚泰久王が越来王子のころに居城したと言われています。
もし城壁が残っていれば、確実に世界遺産に登録されていただろうとも言われています。
壁画には尚泰久王の他、娘で琉球王史上絶世の美女と言われている百度踏揚、護佐丸阿麻和利の乱に関わった中城城主・護佐丸、勝連城主・阿麻和利、乱で百度踏揚を救った鬼大城（おにうふぐしく）。
そして越来グスクにも関わりのあると言われている第二尚氏初代王・尚円王、その弟で越来の地に墓のある尚宣威王の姿も見えます。

第一区②

沖縄市コザで盛んなエイサーを伝えたと言われる袋中上人、琉球王国時代の庶民の文化などが描かれています。

第二区－沖縄戦直後。越来グスクの破壊と米軍統治下の沖縄－

時は流れ時代は1945年。沖縄は米軍統治下に置かれ、近くにあった越来グスクはコザ十字路一帯の土壌改良として城壁が破壊されます。



ブルドーザーに乗るマッカーサーが城壁を壊す。収容所送りになった市民は米軍の基地建設に利用される。
そんな米軍統治下圧政の中でも命が助かったことを喜ぶ「ヌチヌグスージサビラ」と人々を希望に向かわせた、小那覇舞天の姿もあります。

第三区①－復帰前のコザ十字路、照屋黒人街のにぎわい－

ベトナム戦争の狂乱の景気に賑わったコザ。コザ暴動の起こった中央・BC界隈は米軍の中でも白人街でしたが、このコザ十字路界隈は照屋黒人街と呼ばれ、また独特の雰囲気がありました。第三区①は黒人街のにぎわいを描いています。

第三区②－復帰後のコザ十字路、市場通りのにぎわい－


復帰直前から復帰後は市民のにぎわい。沖縄各地に現れたアーケード商店街は買い物をする市民で賑わいました。



銀天街の代名詞とも言われる「天ぷら」もまるで写真のような描写で描かれています。
壁画の中には、今でも現役でがんばるお惣菜屋さんの似顔絵も。この壁画を観に来たら、ぜひサーターアンダギーを買いに行ってみてくださいね（笑）。
そして巨大壁画に巨大なぷーらくん（銀天街キャラクター）。実はこの巨大壁画の1区～4区まで、ところどころにぷーらくんが時空を旅して現れています（笑）探してみてくださいね。

第四区－コザの過去から未来を案内する巨大な龍と街のにぎわい－


この巨大壁画は全体をつなげてみると、巨大な龍が全ての工区につながっています。
龍は琉球王国のシンボル。越来グスク時代から現在そして未来の沖縄を見守っているのです。
龍の足元には、これからまた再出発するコザ十字路・銀天街の様子が描かれています。
そして壁画の登場人物もミニチュア化されています。芸が細かいですね（笑）


明るい時間に壁画を見学される人は、ぜひその足で越来グスク跡、越来の白椿、そして水辺公園を散策してみるのもいいですね。


沖縄市観光協会コザ・インフォメーションセンターでも「巨大壁画解説と越来グスクの琉球王国歴史ロマンあるき」のツアーを企画しているそうです。沖縄市観光協会登録ガイドの私もただいまコザや越来グスクについての歴史を勉強中。いずれはごーやー荘のお客様にもツアーを企画したいと考えていますよ！

夕方の頃に壁画を見に行く人は、その帰り道で沖縄唯一の大衆銭湯「中乃湯」さんで旅の疲れを癒やすのもいいですね♨



夜の時間にライトアップされた壁画を見に行く人は、コザ十字路屋台グループの屋台で美味しいラーメン・うどんやジャンボ焼き鳥も楽しめますよ～。






沖縄市コザの新たな観光スポットとして、これからどんどん人が訪れることと思いますよ！
  

那覇市で用事があり、すこし時間がとれたので行ってまいりました。
詳しくは対馬丸記念館のホームページヘ

疎開船「対馬丸」が米軍潜水艦に撃沈されて60年の2004年に開館したそうです。
行く機会をなかなか作らなかったのですが、今年は少しずつでも沖縄の歴史を見聞きしたいと考えています。





展示室を撮影するのは憚れるので、外観とリーフレットで。

二階の入り口から入り目に飛び込んできたのは、沈没した対馬丸から投げ出された子供達が、必死にイカダにしがみつく姿。
壁には「まるで修学旅行にいくようなものだ」という気持ちではしゃいでいた子供達の様子。
一方で対馬丸の航行海域ではすでに多くの船が米潜水艦に撃沈されていることを公然の秘密として知る大人たちの不安。
戦争が起こした悲惨な事実に胸を締め付けられる思いです。

休日ということもあり、観光客も多く訪れていました。
南部戦跡をめぐる人も多いと思いますが、こちらも同様に訪れてほしいと思います。

特に沖縄の30代以上の人は、まだここが開館してから11年なので修学旅行でも行ったことがない、という人も多いと思います。
一度足を運んでみてもらいたいと思います。





  

ごーやー荘から車3分、徒歩20分のコザ十字路にある「銀天街」というアーケード。

いまではひっそりとした商店街ですが、巨大壁画が現れるなど、なにやら面白い動きを感じるこのごろ。


今日はそんな銀天街で見つけた沖縄のおめでたいお菓子をご紹介。



なんだか不思議な形をしたお菓子。
ピンクのリング？耳のついたアンダギー？

このお店は銀天街にあるお惣菜屋「三幸」さん。

ここの名物は天ぷらですが、サーターアンダギーもデカイ！

三幸のおじさんと、元スタッフ・アメリでサーターアンダギーを持ってツーショット（笑）

さてこのお菓子たち。なにがめでたいかというと、結納や結婚などの進物用として食べられるそうです。


まずはこのピンクのリング
これは「松風」というそうです。ピンク（赤）はおめでたい色。そしてリング状になっているのは縁結びという意味だそうですよ。

そしてもう一つ

この耳のついた不格好な（失礼）アンダギー。
これは「カタハランブー」と言うそうです。
「カタハラ」＝片腹。「ンブー」＝デブ（笑）
片方に寄って膨れているからついた名前です。
この形のように、子宝に恵まれるようにという意味があるそうですよ。

松風とカタハランブーとサーターアンダギーをセットにしてお祝い用に利用されるそうです。

ということで、ここはやはり試食！


三幸さんのお店のそばにあった、ぷーらくんのベンチ（笑）


ここに座って、今回撮影モデルとしてお手伝いしてくれた、アメリと麦さんに実食してもらいました。
いやはや、カップルでこうやって食べると、縁結び子宝に恵まれる、かもですよー！


中にはなにか入ってるの？と思ったら、特に入ってません。
やや塩味の天ぷら衣ですが、あっさりとしていて、揚げたては本当に美味しいですよ！

今、銀天街前、「コザ十字路バス停」のところに設置予定のピンクのベンチは、「松風」がモデルなんですね～。



今回、おじゃましましたお惣菜屋「三幸」さん、どうもありがとうございました！


琉球新報の4コママンガ「がじゅまるファミリー」の作者　ももココロさんの直筆イラストを目印に、銀天街に行ってみてくださいね


  

遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

さて1月になったばかりですが、ごーやー荘では早くも4月～6月の予約を開始いたしました。

オンライン予約・空き室検索ページ
http://goyahso.rwiths.net/r-withs/tfs0010a.do

4月は新学期・新年度のシーズンなので観光客」も少なく、沖縄旅行も比較的のんびりと楽しめますよ。ビーチでは海開きも始まります（が、ビキニで泳ぐにはまだ肌寒い（笑））
5月はゴールデンウィークは超繁忙期となりますが、GW明けはまたのんびりした雰囲気に戻ります。それといち早く梅雨入りするので、屋外でのレジャーは注意が必要です。この頃にはダイビングやシュノーケリングも良い加減で楽しめるようになりますよ。
6月は下旬には梅雨明けし、夏の陽射しが訪れます。マリンレジャーも本格化しますよ。沖縄市では6月13日のエイサーの街宣言の日に合わせて、エイサーナイトや、公民館での青年会のエイサー練習が始まります。






また、この春にはごーやー荘から車で5分のところに「イオンモール沖縄ライカム」がオープンします。アジア最大級の観光リゾート型ショッピングモールになるそうです。
http://okinawarycom-aeonmall.com/
楽しみですね。