2011年04月11日

震災1か月

3月11日の東北関東大震災から今日で1か月です。

この震災で亡くなられた方にはご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた皆様にはお見舞いと一日も早い復興を願います。

この一ヶ月、被災者のためになにができるかと考えながらも結局なにもできずに普段どおりの生活をしている自分がいます。
先週から春~初夏の陽気となった沖縄で、遠く東北に思いを馳せるのもなかなか難しくなったような気もします。

でもこうやって節目節目に、今の被災地の状況はどうなのだろうかと、その都度できることは無いだろうかと考える。
被害のない、西日本・沖縄はそうやって支えていくしかないだろうと思っています。

さて、そんな節目の昨日日曜日。沖縄では「what a wonderful world ~がんばれ東北! がんばれ日本!~ in OKINAWA」というチャリティイベントが行われ、私も行ってきました。



出演者は全員無償出演、運営は沖縄県内企業が費用無償あるいは費用肩代わりで、スタッフもボランティアによる完全運営、豪華なパンフレットやグッズの作成もなし、県内民報テレビラジオが協力してリレー中継&インターネット配信、と全てにおいてボランティアで初めての試みと聞きました。

沖縄やるじゃん



そのステージ上でBEGINが言っていました
「被災地ではいろいろあると思う。食べるものが欲しい、着るものが欲しい、暖を取る物がほしい。そうやって最後に明るくなれる音楽が欲しいって。自分たちの出番はそうやってもうちょっと余裕の出てくる最後の方かなと思ってた。1か月だとちょっと早かったかなって思ったけど、でも今日こうやって多くの沖縄のアーティストと一緒にステージに立てて、1か月でもやってよかったな~って思う。今日は復興していく前祝いのお祭りだよ!」

かりゆし58もこう言ってました
「これはオレの独り言だけどさ。東北の人に「頑張ろう」とか「負けないで」って言うけど、それもいいけど、自分は今日こうやって多くの人とかかわりを持てて、音楽でみんなとひとつになれて、こういう機会を作るそういう決心を与えてくれた被災地の人に「ありがとう」っていいたいわけよ」


みんなすごいなって思いました。
いろいろ考えて、いろんな形でできること、おもうことがあるんだって。

報道では有名人や経済人が◯億円寄付した、って言う記事もあるけど、それって私達が買い物をしてその人や会社に払ったお金が巡り巡って寄付されているんですよね。だったらやっぱりみんながすごいんですよ。
また新聞では、沖縄から単身被災地に行ってボランティアで頑張っている人のことも書かれています。その人はすごいけど、その人が今まで関わってきた周りの人がいたからこそ、その人がそうやって行動できた、背中を押すことができたんだと思います。だからやっぱりその人に影響を与えたみんながすごいんですよ。

だから今日の一ヶ月を節目に、悲しんだり思い悩むのではなく、いまできることをその都度考えていきたいと思います。

昨日の帰り道、きれいな夕日でした。
これを東日本の人も見ていたのかなと思いながら





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Posted by ごーやー荘の秀 at 09:12│Comments(0)マスター秀の雑感
 
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